第1回 ドローンってなぁに?
皆さんこんにちは。
今日から新年度の始まりですね。皆さんにとって素晴らしいスタートとなることを祈念しています。
さて、今回は、記念すべき?「ドローンの役にたつ話」の第1回をお届けします。
最近、「ドローン」という言葉を耳にする機会も増えてきましたね。 とは言え、そもそもドローンって何?ドローンで何ができるの?という方も多いのではないでしょうか。
ということで、いったいいつからドローンが登場したのかを簡単に、ドローンの歴史を振り返り紹介したいと思います。
「ドローン(drone)」という言葉は、もともと雄のハチを意味する英語ですが、今から約80年前の1935年(昭和10年)に、イギリスで開発されたのが最初のドローンだと言われています。ちょうど第二次世界大戦の頃に、軍事利用を目的として開発されたものでした。当時は、まだ技術も十分ではなく、実用化されなかったそうです。
その後、2010年(平成22年)にフランスのParro社からカメラが搭載されたドローンが発売されて、軍事・産業用とは別に、写真撮影を目的とした趣味用のドローンが一般に普及していったそうです。一般に実用化されて普及したのは、まだまだ新しいということが理解できたと思います。
「ドローン(drone)」と同じような意味で、研究発表や論文などでは「UAV(Unmanned Aircraft Vehicle)=無人航空機」という言葉も使われたりします。 ドローンとは、「プログラムにより自立制御して飛行する」に対して、UAVは「遠隔で操縦する」という意味合いで使い分けられたりしています。
日本でドローンといえば、広義の無人航空機を指す言葉として使われており、航空法でも「無人航空機(UAV)」という位置づけになっています。 ドローンと言えば「空を飛ぶ」と連想できますが、実は、地上、水上、水中を移動できるドローンがあるのをご存じでしたか?この話は、なかなか広範にわたる話になりますので別の機会に紹介したいと思います。
では、航空法でいう「無人航空機(UAV)」とは何を指すのか見ていきたいと思います。
航空法第2条22
無人航空機とは、「航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。)により飛行させることができるもの(その重量その他の事由を勘案してその飛行により航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないものとして国土交通省令で定めるものを除く。)をいう。」と定義されています。
分ったような・・分からない?ようなですね・・・ 今回はここまでとして、次回は、航空法に定義されている「無人航空機」についてもう少し詳しく紹介したいと思います。
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