大蛇伝説

皆さんこんにちは。

9月に入っても暑い日が続いていますが、体調を崩されていないでしょうか?
ついこの前、いよいよ夏が来る!初夏到来!と言って有頂天になっていたのですが、連日の酷暑、台風到来などなど・・・に圧倒されて、気が付いたら暦も9月になっていました。
9月と言えば、読書の秋!スポーツの秋!食欲の秋!と叫びたいところですが、「猛烈な残暑に警戒」とか「新たな熱帯低気圧発生!」などと報道されているのでもう少し先になりそうです(笑)

さて、今回紹介するのは、8月25日(日)に、新潟県関川村で開催された「第34回 えちごせきかわ 大したもん蛇まつり」の様子について紹介したいと思います。この日は、雑踏(イベント)警備を担当したほか、恒例のドローンによる空撮を行いました。

関川村役場の駐車場出入口で勤務する警備員(正面の建物は、渡邉邸)
渡邉邸に面した駐車場で勤務する警備員(スキのない勤務態度は凛々しいですね)

関川村役場は、国指定重要文化財の渡邉邸(江戸時代の豪農・豪商)の前にあります。大蛇パレードのフィナーレを迎える会場(道の駅 関川)が渡邉邸の裏手にあります。

渡邉邸脇の水路には錦鯉が優雅に泳いでいます

9時30分に「垂水の里」をスタートする大蛇が12時頃に、ステージ正面の芝生エリアに到着し、ぐるぐるとフィナーレのとぐろを巻きます。
会場準備のスタッフさんも大忙しですね。

大蛇がフィナーレを迎えるメイン会場(道の駅 関川)

スタート地点の垂水の里でも着々と大蛇出発の準備が進められていました。

スタート地点(垂水の里)では、大蛇を急ピッチで組み立てています(お腹の中は空洞です)

連結されていく大蛇の足元を見てください。実は、胴体の下側は御神輿みたいな台座が準備されていて、1個の結節ごとに大勢の担ぎ手が持ち上げる仕組みとなっています。

若い方が中心となり次々と大蛇の準備が進められます
大蛇の頭部分はこんな感じです

あと少しで大蛇パレードの出発時間となります。ドローンも撮影・飛行のための各種機材点検と周囲の安全確認が終了し、撮影ポイントまで上昇するタイミングを待ちます。

大蛇パレードが出発しました。大勢の人が大蛇を担ぎ、初めは直線的に小さくニョロニョロしながら進んでいきます。

ドローンの望遠レンズで後方の田んぼ上空から撮影してみました。地上(横)から見たり静止画だけでは分かりづらいですが、結節ごとに息を合わせて、左右にウネウネと動く様は、本物の蛇の動きに似ていました。

いよいよ温泉橋の入口に大蛇が入ってきました。(写真下)交差点付近は比較的広いので、大蛇は掛け声とともに、道幅いっぱいに大きく右に左にうねりながら進みます。

さすがに橋の上での大蛇はおとなしく、小さくニョロって感じで進みます。うねりすぎて橋から落ちたら大変です(汗)

実は、温泉橋周辺で移動しながら動画撮影をする予定でしたが・・・・何と!警察官2人に職務質問をされてしまい、撮影は失敗・・・
飛行中にあれこれと質問攻めにあってしまい肝心の撮影が上手くいきませんでした。
事前に撮影(飛行)予行をやっていたのですが、仕方ありません。(受注ではなくて良かったです。本番では取り直しができません。)

安全のため、ドローンを着陸させ、身分を証明するために、連絡先が記載された名刺、国土交通大臣発行の資格者証(ライセンス)、飛行の許可・承認書(東京航空局)、DIPS画面による飛行計画の提示、機体の登録番号や空撮の経緯などなどを細かく説明して理解していただきました。
違法なフライトを摘発するために頑張っている警察官の皆様、ご苦労様でした。

私の撮影ポイントを通り過ぎ、木立の中に消えていった大蛇と共に、警察官の皆様も職務質問を完遂して私の前から大蛇を追いかけて消えていきました・・・
さて、最初に紹介したリーフレット裏面に、大蛇伝説の由来などが記載されていましたので、下記に掲載しました。(文字が小さくて見えずらいですが、インターネットで「関川村」と検索していただくと、関川村のホームページよりリーフレットがpdfでダウンロードができます。)

スタート直後から撮影ポイントまで、一応・・・撮影できた動画が有りますので、編集が上手くいきましたら改めて紹介したいと思います。
私の夏のイベント撮影のチャンスは、大蛇と共に足早に通り過ぎていきました(笑)

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