第5回 ドローンとマルチコプター
皆さんこんにちは。
今回は、「マルチコプター」について紹介します。
ドローンについては、航空法で無人航空機(UAV)の一つに定義されていることを紹介しましたが、第2回の時に「ドローン(マルチコプター)」という言葉が出てきました。
マルチコプター(英語:multicopter)とは、ヘリコプターの一種になります。機体に3つ以上の回転翼(ローター)を搭載した回転翼航空機の総称で、広義の無人航空機(ドローン)の一種にあたります。
整理すると、次のようになります。
無人航空機(ドローン)には、「飛行機」、「回転翼航空機」等があります。
回転翼航空機には、「マルチコプター」と「ヘリコプター」に分類されています。
ただし、国土交通省として現状では、ドローンもマルチコプターも同義として扱われています。
マルチコプターには、ローター(回転翼)の数によって、下記の種類に分類されています。
3つのローター : トライ(トリ)コプター(tri はラテン語で「3」)
4つのローター : クアッドコプター(quad はラテン語で「4」)
6つのローター : ヘキサコプター(hexa はギリシャ語で「6」)
8つのローター : オクトコプター(octo はラテン語で「8」)
クアッドコプターは、一般的に空撮で使われる機材として知られています。ヘキサコプターやオクトコプターのように、ローターの数が多くなると飛行の安定性が向上し、積載可能重量(ペイロード)が増えるとともに、緻密な制御を行うことができます。
このため、緻密な制御を必要とする空撮機材として使われたり、最近では、農薬を散布するために大きな薬剤タンクを搭載した専用の機材として使われています。
一般的にドローンと言えば「あぁアレね~」と連想できますが、運用する立場になると、色々と細かな種類や特性まで理解しておく必要があるのです。
例えば、「魚」 ⇒ 「ウナギ」「サンマ」「フナ」「カレイ」「コイ」「サバ」「スズキ」
「淡水にいる魚」 ⇒ 「フナ」「コイ」
「海水にいる魚」 ⇒ 「ウナギ」「サンマ」「カレイ」「サバ」「スズキ」
「汽水域を往来する魚」 ⇒ 「ウナギ」「スズキ」
みたいにです(笑)
では、今回はここまでとします。次回をお楽しみに!
交通誘導警備やドローンの仕事に興味がある・働いてみたいという方は、お気軽にお問合せ下さい。私たちと一緒に地域と社会に貢献しましょう!