熱中症予防のいろんな対策

皆さん、こんにちは。

今回は、熱中症予防の対策について紹介したいと思います。
熱中症対策については、令和7年6月1日から職場における熱中症対策を強化するため、改正労働安全衛生規則が施行されました。
具体的には、熱中症の重篤化を防止するため「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられました。
対象となるのは「WBGT値28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えての実施」が見込まれる作業です。

上の写真は、交通誘導警備を依頼した会社が設置した「黒球型携帯熱中症計」です。数値を見るとWBGT指数が29.1、気温32.0度となっていますので、この日の交通誘導現場は、改正労働安全衛生規則に規定される対策の強化が必要となります。

現場には、日陰を確保できるように、パラソルを設置するとともに、ミストサーキュレータ、休憩用の椅子を準備しているほか、現場をパトロールして、健康状態の確認やスポーツドリンク、経口補水液、塩飴などを適時に配布し、異常を感じたときの処置、勤務要領等について指導しています。
また、個人でも水筒や様々な防暑グッツを準備して、対策を強化しています。
下の写真では、空調服を着用して、防暑タレとヘルメットに装着する麦わらを併用して日よけをしています。

こちらでは、空調服を着用して大きめの防暑タレを着用していますね。

熱中症対策は、勤務する場所の気温、湿度、風通し(風向・風速)、日陰の有無、地面の状態(アスファルト・鉄板・土など)等に応じて、適切な対策が必要となります。また、普段から規則正しい食生活や十分な睡眠など、個々で実施できる対策もたくさんあります。家の中にいても熱中症になることがあります。みなさんも熱中症に注意して暑い日々を乗り切りましょう!

交通誘導警備やドローンの仕事に興味がある・働いてみたいという方は、お気軽にお問合せ下さい。私たちと一緒に地域と社会に貢献しましょう!