区画線施工現場の安全誘導

皆さんこんにちは。
今回は、道路に標示されている区画線を引く工事現場における安全誘導を紹介します。
私たちの生活に欠かせない道路には、様々な線や標示が施されています。
一般的には、白や黄色で表示されたセンターラインを連想すると思いますが、オレンジ色や緑などの色も使われていることがあります。
まっすぐに引かれた実線や破線のほか、「速度を落とせ」や「40」などの最高速度を表す文字や数字が標示されている場所もありますね。
秋晴れとなったこの日の現場は、車の往来や除雪、経年劣化などが原因で標示がすり減ったり消えたりして、本来の目的を損なわないように区画線(破線)引き直す工事です。
下の写真は、破線の車道中央線(センターライン)を引くために、道路の中央で径始などをしている作業員さんの安全を確保している様子です。

径始などが終了すると、いよいよ破線を引いていきます。
今回の工事は、溶融式ペイントと言われる施工だそうです。以前、違う現場でキラキラした粉をペイントの上にまぶしているのを見たことがあり、作業員さんに聞いたところ「ビーズ」というガラスの反射材で、夜間の視認性を高める効果があり、今回は、既に塗料の中に含まれているとのことでした。

ペイントを施しながら前に進む作業員さんの足運びは「神業」だと感じました。ペイントが曲がらないように径始した場所を見ながら進むので、足元をほとんど見ていないようですが、足元の線には全く触れず紙一重と言えるような足さばきでした(汗)

道路に亀裂があると、ペイントが亀裂に曲がれ込みその部分のペイントが薄くなったり、亀裂に沿って広がってしまうこともあるそうです。

引き続き、交通誘導を必要とする様々な現場の様子も紹介していきますのでお楽しみに!
交通誘導警備やドローンの仕事に興味がある・働いてみたいという方は、お気軽にお問合せ下さい。私たちと一緒に地域と社会に貢献しましょう!

