道路の冬支度

皆さんこんにちは。
今回は、雪国の道路に欠かせない消雪パイプの使用準備に伴う交通誘導について紹介します。
消雪パイプは、冬季間以外は通水していないため、送水管の中に錆や異物がたまったり、排水口の小さな穴にも砂や土などが詰まっていることが多く、通水した時に正常にその機能が発揮できないことがあります。
このため、雪が降る前には通水(機能)点検と異物を除去するための作業が道路上で行われるため、誘導員による交通誘導の出番となります。

この日、交通誘導を依頼された場所は、鉄道に架かる跨線橋に設置されている消雪パイプの点検を行うところです。
写真でもわかると思いますが、跨線橋の反対側まではドライバーさんから見えない片側交互通行となるため、誘導員相互の連携が事故防止に欠かせません。

また、この跨線橋の始点・終点には信号機のある交差点があるため、渋滞を防止してスムーズに通行できるように、信号機の切り替わりのタイミングも考慮しての片側交互通行となります。
ちょうどこの日は、新人研修のため教官(交通誘導の有資格者)が新人さんを連れて来ていたこともあり、工事現場の作業員さんが「誘導員さんがたくさん来ているから作業も安心だね~」と言っていました。
一方、片側交互通行を行っている誘導員は、教官が研修に連れてきた新人さんに、良いお手本を見せようと背筋をピンと伸ばして随分と気合が入っていました。(笑)

私たちの生活に欠かせないインフラを維持・工事するためには、交通誘導員の出番となる工事現場が数多くあります。
これからも皆さんが安全に道路等を利用できるように、地域の安心と安全を守っていいきます。
交通誘導員のお仕事は、地域と社会に貢献できる大変やりがいのある仕事ですね。
交通誘導警備やドローンの仕事に興味がある・働いてみたいという方は、お気軽にお問合せ下さい。私たちと一緒に地域と社会に貢献しましょう!

