第5回 矢印板/やじるしばん

皆さんこんにちは。

今回は、交通誘導警備業務に従事する工事現場で使用している「交通誘導警備業務用資機材」について紹介させていただきます。

交通誘導警備業務用資機材は、工事をしている場所に設置される保安用資機材と警備員が直接使用するその他の資器材に大別することができます。

その代表的なものを紹介すると下記の写真のとおりです。皆さんはいくつ見たことがありますか?

この回では、「」について、もう少し詳しく紹介したいと思います。


いかがでしょうか?上の写真で紹介した「」は、様々なバリエーションがありますが、道路工事現場などで良く使用されているので、皆さんもどこかで見かけたことがあると思います。

名前は、そのまま見たとおりの「矢印板」と言います。矢印板は、進むべき方向を示したり、車線規制により進路変更を促すときなどに使用されます。また、その他の交通誘導警備業務用規制資材とともに複合的に設置して使用されます。

「複合的に設置?」ってなりますよね。

はい。ではイメージしやすいように、国道113号線の工事現場(終日規制)で、交通誘導警備業務用資機材を設置した時の写真(下)を紹介します。

いかがでしょうか?

多くの資機材が複合的に設置されている様子が分かると思います。

これらの資機材は、工事に伴う交通規制を安全確実に行うため、気象・地形、時期的特性、交通量、工事(規制)区間の長さ等を踏まえて、それぞれ必要な場所に必要な数、そして効果的に機能を発揮できる距離に配置しています。

この資機材は、適正に設置しないと効果を発揮できず、往来する人や車のみならず誘導員自身も危険な状態となるため正しい知識で取り扱わなければなりません。

今回は矢印板に焦点をあてて紹介しましたが、また別の機会に交通誘導警備業務用資機材の紹介をしたいと思います。

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