消雪パイプ取り替え工事の交通誘導

皆さんこんにちは。

今回は、消雪パイプを取り替える工事現場の交通誘導について2つ紹介します。
新潟県は、皆さんもご存じのとおり雪国です。古い町並みも多く残されており、住宅街では道幅の狭い道路が網の目のようにめぐらされています。
雪が降るとグレーダー、ホイールローダー、ロータリー車などの除雪車両が道路の除雪を行っていますが、降雪量が多いと通勤や生活で使用する道路の除雪が追いつかなくなるため、「消雪パイプ」が設置されてい所が多数あります。
消雪パイプは、路面に散水して直接に雪と水を接触させて消雪する方法で、合理的な除雪対策として、雪国の生活を支える重要なインフラ設備です。消雪パイプについては、下記の国土交通省北陸整備局のホームページに資料が紹介されていましたので、リンクからご確認ください。

消雪パイプの資料(pdfファイル3枚です)⇒ deve04_all.pdf

今回の2つの現場は、古くなった消雪パイプの配管を新しい配管に取り替えるための工事が行われている場所になります。
車両が行進交差できる幅員の道路(写真上)では、通常中央付近に消雪パイプが設置されていますが、幅員が狭い道路(写真6枚目)では、道路の片側に設置されている場所もあります。
消雪パイプの取り替えは、古い配管を取り出すために道路カッター(写真:下2枚)で、アスファルトや消雪パイプが埋設されているコンクリートを円盤状の歯で切断する作業で、道路を通行止めにして行われることがあります。
通行止めといっても、道路周辺に住まわれている方などは、誘導員が安全に誘導を行います。それ以外の車両が来た時には、迂回していただくように懇切丁寧な説明と誘導を行っています。

下の写真は、別の工事現場入口です。車両1両が通れる幅しかない道路であり、工事が始まると車両の通り抜けはできなくなります。
このため、道路の入り口には、通行止めの看板と誘導員を配置して、この道路を利用される方に、通り抜けができないことを案内します。
工事現場まで行くとUターンも迂回もできないことから、工事現場から離れた入り口での案内です。
また、工事現場周辺に住まわれている住民の方が出入りに際して、何度も停止を求めないように、住民の皆様の愛車の車番を控え(手帳にメモ・暗記)ておき、安全かつスムーズに利用できるように心がけています。

小型のユンボ(写真下)でも道幅一杯ですね。住宅街には、敷地を取り囲む塀や生垣、電柱、電線も多数あるので、ユンボが旋回する場面を初めて見たときにはハラハラしましたが、さすがベテランの重機パイロットですね。スムーズに操作していました。

今回は、消雪パイプの取り替え工事に伴う交通誘導の場面について紹介しましたが、これからの季節は、消雪パイプがきちんとノズルから散水できることを調節したり点検する作業があちらこちらで始まるので、交通誘導をする場面があれば、改めて紹介したいと思います。

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