第3回 警備業者数と警備員数
皆さんこんにちは。
今回は、警備業に携わっている業者や警備員の数について紹介します。
厚生労働省が発表している人口動態統計(令和4年)を見ると、「出生数は77万759人(7年連続減少)で、前年の 81万1,622人より4万863人減少し、明治32年の人口動態調査開始以来最少となった。」「死亡数は156万9,050人(2年連続増加)で、前年の143万9,856人より12万9,194人増加し、調査開始以来最多となった。」と記述されています。
出生数と死亡数の差をみると、△79万8,291人の自然増減数となり、日本の人口が減少したことになります。(過去最大の減少)
総務省統計局が発表した令和4年10月1日現在の人口推計に基づく人口ピラミッドにも顕著に表れています。
これを見ると、人口ピラミッドという名称も当てはまらなくなりました。う~むこの先どうなるのだろう・・・という不安が湧いてきますね。
次に、警察庁生活安全局が発表している「令和4年度における警備業の概況」によると、警備業者の数は、1万524業者で、前年より165業者増加しています。
また、警備員数は、58万2,114人で、前年より7,824人減少しています。
前述した人口推計等から、警備業のみならず、どの産業もこの人口減少の影響は受けることとなりますね・・・
「警備業務」とは、他人の需要に応じて、人の生命、身体、財産等に対する危害の発生を警戒し、防止する業務であることを第2回の時に触れましたが、生活安全産業として私たちの暮らしに欠かせない仕事となっています。
同じように、日本の平和と独立を守る自衛隊(官)や個人の生命、身体及び財産の保護、犯罪の予防や公共の安全と秩序の維持にあたる警察官の人数と比べると警備員の方が多いのが分かります。(正直ビックリしました) 私たちの生活には欠かせない安全産業といわれる所以ですね。
チョット遠回りな内容となりましたが・・・「警備業務に従事している方は意外と多い」と言うことの紹介でした。
この回の結びに、片側交互通行(規制が長い!)の現場で、元気に勤務する警備員さんの写真をお届けします。
では! 次回をお楽しみに!
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