ドローンのペイロード

皆さんこんにちは。
今回は、ドローンのペイロード(Payload)について紹介します。
ペイロードとは、ドローンが任務を遂行するために「搭載する機材の重量」のことを言います。一般的にカタログなどでは「最大積載量」をペイロードと記載されていることがありますが、実は「最大離陸重量」(Maximum Takeoff Weight)という方が正確でしょう。最大離陸重量は、機体が安全に離陸できる総重量の上限値を指します。
このため、最大離陸重量を超えて飛行すると、飛行中にバランスを崩したり揚力が得られなくなり墜落する危険性が有ります。
ですから、ドローンを安全に飛行させる場合には、ペイロードの上限を理解しておく必要があります。
解釈をしやすいように、下記に関係式を記載しますので参考にしてください。
最大離陸重量 = 機体の重量 + バッテリーの重量 + ペイロード(搭載する機材の重量)
搭載可能なペイロードの上限は、下記のように算出できます。
ペイロード上限 = 最大離陸重量 - (機体本体 + バッテリー)
弊社が保有するドローンを一例に、カタログに記載してあるスペックをもとに計算式にあてはめて確認してみてみましょう。
機体:DJI MATRICE 300RTK(シングル下方ジンバル搭載時)/3.6Kg
インテリジェントフライトバッテリー:DJI TB60(2個)/2.7Kg(1.35Kg×2)
ペイロード(搭載する機材):DJI ZENMUSE H20T(カメラ):828g、DJI CSMレーダー:371g
最大離陸重量:9Kg、ペイロード上限:2.7Kg
ドローンに上記のカメラとレーダーを搭載する場合、2つの機材の合計重量は1.199Kgとなります。
3.6Kg+2.7Kg+1.199Kg=7.499Kgとなるので、最大離陸重量の9Kg以内となるので安全に離陸できます。
また、搭載する2つの機材の合計重量1.199Kgなので、ペイロード上限が2.7Kgより、更に重量が1.501Kgまで搭載が可能ということが分かります。

(写真上)弊社のドローンには、本体についているFPV(First Person View)カメラの他に、DJI ZENMUSE H20というカメラを搭載しています。
このカメラは、下の写真に記述してあるように、様々な機能を備えています。また、機体の上部には本体にある各種センサーの他に、CSMレーダー(※)を搭載することができます。
※ 円形走査ミリ波レーダーで、ドローンの上部に搭載して障害物検知と飛行安全性を向上させるセンサー
(下動画)ドローンを空中で静止(ホバリング)させて、ラダー操作で旋回させた動画がありますのでご覧ください。
センサーが微風を捉えて機体の姿勢を制御するために、小刻みに動いている様子も分かります。
下の画像をクリックすると、搭載した機材を全周から確認できる動画(約30秒)がスタートします。
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