ドローンの熱中症予防

皆さんこんにちは。

今回は、ドローンの夏季における安全運航(熱中症予防)について紹介します。
ドローンが飛行するためには、様々な動力源を使用します。通常、「電気」か「エンジン」が使用されますが、今回紹介するのは、当社が保有するドローンの動力源でもあるリポバッテリーです。
リポバッテリー(正式には、リチウムポリマーバッテリー)は、振動、騒音が少なく軽量化ができる反面、エンジンに比して飛行時間が短いというデメリットがあります。
空撮などで使用されている多くのドローンは、リポバッテリーを使用しています。リポバッテリーは、高密度なエネルギーを大容量で出力できますが、電圧が低下してくると急激に出力が弱くなり、墜落の原因になりうるという危険があります。

外気温が高い夏季に長時間飛行させていると、リポバッテリーが高温となり電気的なトラブルが発生しやすくなります。
このような時には、高温になった機体とリポバッテリーを日陰などで冷却しなければなりません。リポバッテリー自体も高温となっているため、機体から取り外して再充電をしようとしても充電ができないこともあります。
リポバッテリーの温度を下げるためには、あらかじめクーラーに氷やアイスパック(直接当てない)などを準備して携行したり、車のエアコン(車内温度が外気温より低い温度)、人の熱中症予防グッツとして市販されている冷却パック(直接当てない)を使用する等の工夫も必要です。(急激に温度を下げるより、自然(緩やか)に温度を下げていくことが大前提です。)

高温になるのは、機体やリポバッテリーだけではありません。手元で機体を操作するためのプロポ(送信機)もエラーを起こすことがあります。
過去に使用していたドローンのプロポは、アイパッドに入れたアプリを使用して機体の設定やカメラ映像を確認するタイプで、夏場に使用していた時、画面が突然真っ黒になって映像確認やパネルでの設定操作ができなくなったことがあります。
この時は、機体を見ながらスティック操作で安全に着陸させることができましたが、アイパッドが直射日光で高温となったのが原因で、機体を着陸させたあとも画面表示や画面での操作ができませんでした。
その後、アイパッドを日陰でクールダウンをさせると、画面表示や画面での設定操作ができるようになり、「飛行 ~ クールダウン ~ 飛行」の繰り返しにより撮影を継続することができました。

「猛暑」や「酷暑」という天気予報が発表された時には、人だけではなく機械にも熱中症予防の対策が必要ですね。
クールダウンの方法や取扱いを誤ると人も機械も不具合を改善できません。まずは、兆候や現象を基に疑うべき原因をしっかりと特定して対策することが大切です。

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