車道旋回
皆さんこんにちは。
このところ少し朝夕涼しくなってきましたね。セミの鳴き声があまり聞こえなくなった一方、夕刻から朝方までコオロギなどの大合唱が聞こえるようになってきました。
空を見上げると、入道雲(積乱雲)がモクモクと湧き上がっていた空から高層雲や巻層雲が見られるようになり、秋が近づいているような雰囲気さえ感じられます。
今回は、側溝の工事に伴う片側交互通行現場における交通誘導の様子を紹介します。
この通りは、自動車学校が近くにあり、教習車両が定期的に出入りしています。また、大型車両(10tダンプ)が土砂を持ち込む場所も通りの奥にあるため頻繁に車両の往来があります。
片側交互通行の誘導現場では、最小限2名1組で勤務することが多いのですが、重機で土砂をダンプから積み下ろしをしたり、コンクリート製の構造物などを吊り旋回する場所では、もう1名の誘導員が配置されることがあります。
この現場は、側溝工事という特性上、道路の端で作業をしています。コンクリート製の構造物をダンプの荷台から設置する(側溝)場所へ吊り下げて旋回する時は、往来する車両との接触を防止するため、歩道側を旋回するのが有利(歩行者の往来が頻繁でない場所)ですが、この現場では、明確な歩道部分が無く敷地の柵などがあるため、車道側を旋回しなければならず、誘導員が重機の脇に配置されています。
重機には、安全確認用のミラーがついていますが、その周囲にはオペレーターが目視できない死角があり、特に旋回する時にはアーム(腕)側の視界は遮られるという特性があります。このため、誘導員は、重機オペレーターの死角をカバーする重要な役割を担っているんですね。
アブラゼミの抜け殻です。セミの鳴き声は聞こえませんでしたが、確かにいたという痕跡だけは確認できました。
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